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非喫煙者の肺がんリスク

たばこ吸わない人も肺がんリスク 症状なくても病変進む
産経新聞 9月9日(木)7時58分配信

 ■早期発見で治るケース増加

 先月21日、芸能リポーターの梨元勝さんが肺がんのため、65歳で亡くなった。ノンスモーカーだったにもかかわらず、6月5日に診断を受けてから、わずか2カ月半で死去。日本人のがん死亡の1位となっている肺がんのリスクについて、専門家は「“たばこを吸わないから大丈夫”と思うのは誤解」と警鐘を鳴らす。しかも、症状の出にくいタイプの肺がんが増えているという。(草下健夫)

 ◆「腺がん」増加

 「真っ先に言いたいのは、たばこを吸わなくても肺がんになり得ること」と強調するのは、癌(がん)研有明病院(東京都江東区)の奥村栄・呼吸器外科部長。喫煙が肺がんのリスクになるのは間違いないが、逆に吸わない人が肺がんにならないわけではないという。

 肺がんは発生する場所によって、肺の入り口の気管支に近い「肺門(はいもん)部」のものと、それより奥の「肺野(はいや)部」のものとに分類される。肺門部のがんは喫煙者に多く、血痰(けったん)やせきが出たり、肺炎になるといった症状が出やすい。一方、肺野部のがんの多くは、たばこを吸わない人もかかる「腺がん」で、自覚症状がないまま進んでしまう。近年は腺がんの診断が増えている。

 梨元さんは生前、「4月の連休前から空せきが止まらなかった」と語っていた。奥村部長は「直接診察しておらず、あくまで推測だが」としたうえで、「もし腺がんなら、症状がない間に進行し、せきなどがみられたときには残念ながら肺門部の気管支にまで病変が進んでいたのでは」との見方を示す。また、「(分煙の進んでいなかった)過去の職場環境による受動喫煙の影響は否定できない」とも説明する。

 ◆検診の精度向上

 喫煙者が肺がんを予防するには、言うまでもなく禁煙。では、喫煙しない人はどうすればよいか。奥村部長は「肺がんの予防法は特になく、生活習慣病にならないような(食事や運動などの)一般的な健康上の注意を」とアドバイス。「ただ、肺がん検診の精度が上がっており、早期発見のおかげで治る人が増えている」とも指摘する。

 レントゲン撮影では近年、見落としを防ぐため、2人の医師が画像をチェックする「二重読影」や過去の画像と比べる「比較読影」が標準的に。さらに、検出器をらせん状に回転させて体を一気に撮影する「ヘリカルCT」で、レントゲンでは検出できない小さながんも見つかっているという。

 しかし、ヘリカルCTではレントゲンより強い放射線を浴びることや、高精度のためにがんではない影が見つかり、精密検査の結果が出るまで不安を抱える精神的なデメリットもある。また、ヘリカルCTによる検診で死亡率が低下するという確かな調査は、まだ出ていないという。

 奥村部長は「たばこを吸わない人のがんの多くは症状がないだけに早期発見が大切。ヘリカルCTで早期のがんが見つかっているのは確かで、デメリットも理解したうえで、CT検診を受けるか判断してほしい」と説明している。

 ■近年、肺がんで死去した有名人

 池宮彰一郎(作家)       平成19年5月 83歳

 加藤博一(元野球選手)       20年1月 56歳

 氷室冴子(作家)          20年6月 51歳

 峰岸徹(俳優)          20年10月 65歳

 筑紫哲也(ジャーナリスト)    20年11月 73歳

 勝野七奈美(ジュエリーデザイナー) 21年7月 29歳

 五代目三遊亭円楽(落語家)    21年10月 76歳

 大浦みずき(元宝塚)       21年11月 53歳

 井上ひさし(作家)          今年4月 75歳

 つかこうへい(劇作家)        今年7月 62歳

 (敬称略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100909-00000003-san-soci


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第2章 健康観と治療法の疑似科学
第3章 テレビの健康情報
第4章 危機煽り本の危うさ
第5章 芸能人の健康情報
第6章 “怪しい健康情報”からわかったこと
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