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耳鳴りにはいろいろ種類がある!? [耳鳴り]

耳鳴りっていうと、誰でも1度や2度は経験するものですが、それについてこれから記事を書き進めていきましょう。耳なり(みみなり)というのは、実際には発せられていない音が、聞こえるように感じる現象または症状です。耳鳴(じめい)ともいわれます。

頭の中でなっているため、この音から逃げられないとい感じてしまいます。精神的にも追いつめられてしまうのですね。一説には、人類の誕生とともにあったものだともいわれています。インドの部族で頭の中に虫が住んでいて、それがほかの虫や異物と戦う音と信じられていたという話もあります。紀元前1600年のエジプトにおいて、治療のため耳に薬液を流し込んでいる絵が描かれてもいます。

一般的に起こる症状ではありませんので、発症してしまったら恐怖を感じる人が多いと思います。このまま耳が聞こえなくなるのではないかとか、脳波異常を起こしているのではないかとか……。ほとんどの場合は、何らかの病気ではないか? 精神的疾患か? と疑ってしまうようです。が、いきなりそこまで落ち込むことはありません。

原因があって結果があることですから、耳なりという「結果」がある以上、「原因」としてなんらかの体調変化が起きていることは間違いないでしょうが、実は一口に耳鳴りといっても大変多くの分類方法や種類があるのです。それをまず知っておく事が大切です。その種類について簡単にご説明しましょう。

まず、本人にしか聞こえない「自覚的耳鳴り」と、実際に体内から発せられる音で、他の人も聴診器などを利用したら聞くことができる「他覚的耳鳴り」に分類できます。そう、第三者が聞けるものもあるのです。

また、周囲が静かな時にシーンと聞こえる症状があり、これは「生理的耳鳴り」といいます。

よくマンガなどで静かさを表現するために「シーン」と書かれることが多いですが、本当ならそれは擬音であり、何も聞こえないはずですよね。シーンという音など本当はないのです。ところが、実際にその音を聞く方もいるということです。

そのほかにも、「病的耳鳴り」と言った症状があり、これはやかましいと感じる耳なりが続けて聞こえたり、時々聞こえたりし、さらに、吐き気や頭痛など別の症状も同時に感じる耳鳴りのことです。このような症状の場合には、すぐに病院で検査を受ける必要があります。

耳なりは聞こえる音の種類によっても分類が可能で、他覚的耳鳴りで聞かれることの多い音はザーザーとかドクンドクンといった、体内を血液が流れる音だったり、自分の心臓の鼓動などが聞こえてきます。不思議なものですね。

キーンという金属質の音が聞こえる場合は、神経性の要因であることが多く、ジージーという音が聞こえる場合は腎疾患などが考えられます。

耳なりにもいろいろあることがお分かりいただけたと思いますが、さて、あなたが今、お悩みの耳鳴りはそのうちのどれにあたりますか。これからいろいろ考えていきましょう。
タグ:耳鳴り 種類
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