耳鳴りとめまいについて

耳鳴りとめまい。どちらも、1度や2度、経験されたことはあるのではないでしょうか。耳なりもめまいも、どちらも様々な要因によって引き起こる症状です。ウィキによると、耳鳴りとは、「実際には音がしていないのにも拘らず、何かが聞こえるように感じる現象。耳鳴（じめい）ともいう」そうです。めまいについては、「目が回るようなくらくらとした感覚の総称である。眩暈・目眩・眩冒などと書く。眩は目がかすみ目の前が暗くなることで暈はぐるぐる物が回ってみえたり、物が揺れ動いて見えること。目眩は目がかすみ頭がくらくらすること。眩冒はひどく頭がくらくらして目の前が暗くなることとなる」と書かれています。なんだかちょっとややこしいですか？

たとえば、耳なりの場合、健康な人でもプールで深く潜っただけでキーンという音が聞こえることがあります。また、朝食を抜いて運動したり、立っているだけでめまいを起こすことも珍しくはないでしょう。

このように、どちらにも様々な要因があるのですが、めまいも耳鳴りもどちらもとても近い場所にある器官が原因であることを忘れてはいけません。

つまり、それらは全く無関係ではないということです。耳なりの中には、頭痛やめまい、吐き気などを伴うケースも多く、そのような場合には何らかの病気が関係しているといわれています。

できるだけ早く、精密検査を受ける必要があるでしょう。一例としては、脳腫瘍などが原因の場合に、めまいと耳鳴りを伴う頭痛を引き起こすことがあります。

また、めまいの中でも、ぐるぐる天井が回るようなめまいの場合には、三半規管に異常がある場合が多いです。耳からくる異常ですね。

具体的には、メニエール病の場合に起こりやすいですね。メニエール病もめまいと耳鳴りが同時に起こりやすい病気の一つです。どちらも、脳の疾患や顎関節の異常、三半規管の異常、ストレスなどが原因の自律神経失調症などによって発症することがあります。

原因が一つの場合には、その原因への対処を行うことで、めまいと耳鳴りの両方が改善することもあるでしょう。ただ、必ずしも、めまいと耳なりの原因が同じというケースばかりではありません。やはり、できるだけ早く専門機関で検査を受けた方がいいでしょう。

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